2013年10月7日月曜日

Encrypted Media Extensions(HTML5におけるDRMの扱い)についてのメモ

W3CがHTML5におけるメディア著作権の管理(DRM)機構を承認したという記事があったので、なんととなくその仕様であるEncrypted Media Extensionsについて調べたのでメモ。

W3Cのドラフト
http://www.w3.org/TR/encrypted-media/

・クライアント(ブラウザ)はwebサーバーとのみ通信を行う
・webサーバー(つまりアプリケーション)はライセンス管理サーバーと通信を行う。クライアントはメディアの復号に必要なキーをwebサーバーを経由して取得する。
・暗号化の形式は規定しない。(つまりブラウザによってサポートする形式が異なることになる)
・Simple Decryptionという平文キーによる暗号化はマストでサポートするけれど、デバッグ用途などを想定しているもののようで、実システムで使うべきものじゃない。
・JavaScriptのAPIを通じてコンテンツ復号モジュール(CDM)へアクセスできる

海外ではこのDRMの承認や仕組みに関して批判が多い。
https://www.eff.org/deeplinks/2013/10/lowering-your-standards

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